2008年5月22日 (木)

もうすぐ初ニシンの日

Harring オランダで魚といえばニシン。日本人にとってのマグロのように海の幸の代表格です。

昔から北海の良好な漁場に恵まれたオランダ人の漁師は新鮮なニシンをそのまま生で食していました。いまでも最もポピュラーな食べ方は、塩漬けにした生ののニシンに玉ねぎのスみじん切りを添えたものです。

毎年5月終わりから6月初めにニシン漁の解禁日を迎えます。その年最初に捕獲されたニシンはHollandse nieuwe (日本で言う初物)と呼ばれ、最初に競りにかけられた1樽が、ベアトリクス女王に献上されます。

Vlaggetjesdag(旗の日)と呼ばれるニシン解禁の日には、虹色の旗をなびかせた大小さまざまな漁業船が、ハーグ近郊の海岸リゾート地、スヘフェニンゲンに集まります。近隣の漁村の人々は伝統的な衣装を纏い、歌え踊れのお祭りを披露します。

ちなみに今年の解禁日(旗の日)は6月7日。初鰹ならぬ初ニシンが待ち遠しいオランダ人も多いことでしょう。

ニシン解禁日ウェブサイト http://www.vlaggetjesdag.com

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2008年4月28日 (月)

オランダのミシュランレストラン

日本でも話題になったミシュランの星付きレストラン。今回は2008年版オランダの星付きレストランをご紹介します。レストランの一覧はこちら(英語)

★★★3つ星(2軒)
アウド・スラウス: ベルギーとの国境近くブルージュにほど近いスラウスという田舎町のレストラン。まだ若いシェフが作りだす料理は形式にとらわれずしかも美味。 ランチコースで65ユーロ。
デ・リブライ: ゴッホの森の北、ズウォーレにあるレストラン2004年に3つ星を獲得してから一流の味をキープしている。

Ciel_bleu_2  ★★2つ星(10軒)
シェル・ブルー:新しく2つ星獲得。ホテル・オークラ・アムステルダムの23Fのフレンチ(右写真) 
デ・ボッケドールンズ:アムステルダムから西へ約30分。北海沿岸の町オーフェルフェーンにある
ロン・ブラウ:アムステルダムから南へ15分の美しい町アウデルケルク・アーンデ・アムステルにある。
アピシウス アムステルダムから北西へ約45分
デ・ズウェトヘール:ハーグとロッテルダムの間。
デ・リンデンホフ:アムステルダムから北東へ2時間半、水郷の村ヒートホールンのレストラン。
デ・レースト:ゴッホの森、アペルドールン北のファッセンにある
デ・ルーフ: 新しく2つ星獲得。オランダ南東部ドイツ国境近くマーストリヒト郊外
ベルーガ:マーストリヒト
インテル・スカルデス :オランダ南西部ベルギーとの国境沿いにある魚介類がおいしいレストラン。

★1つ星はアムステルダムのインターコンチネンタルにあるLa Rive、 ホテルオークラの山里、ユトレヒトのカレル5世など62か所。うちロッテルダムのアマローネを含む5つのレストランは新たに星を獲得しています。

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2008年2月14日 (木)

オランダのフライドポテト

Frits_2オランダでおいしいものの一つがフライドポテト。
日本ではフライドポテトなんてあまり食べない私ですが、元のじゃがいもがおいしいこともあり、オランダでは思わず手が出てしまいます。

ポテトはやや太めが多く、それにマヨネーズやカレーソース、インドネシア風のピーナッツソースなどお好みのトッピングをして食べるのがオランダ風。私のお気に入りはマヨネーズかけ。一見しつこそうに見えるのですが、オランダのマヨネーズは日本のものほど酸味もなく、食べやすい気がします。

ちょっと小腹が空いた時には、テイクアウトの熱々ポテトを片手に町を歩けば、地元っ子気分を満喫できます。ぜひぜひお試しあれ!

ちなみに...
長崎でオランダのフライドポテトの商品化を検討しているようです。
日本オランダ年の2008-2009年、ブレイクするといいなぁと思っています。

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2007年8月31日 (金)

オーガニックな温室レストラン

  

フランケンダール公園にあるアムステルダム市営の温室が、ユニークなレストラン『デ・カス』(温室の意)に生まれ変わりました。

◆オーガニック
レストラン内や屋外にある畑では、料理に使われるハーブや野菜を栽培しています。その他レストラン・デ・カスの料理に使われる野菜、肉、魚は有機栽培をしている契約業者から直接仕入れた、新鮮なもの。オランダでも昨今はヘルシー志向が高く、地元っ子に人気のレストランですが、素材だけでなく、洗練された料理の美しさや味、そしてなんといってもそのロケーションが評判になっています。

◆ユニークなロケーション
1000㎡の広さの温室は大きな厨房やハーブ栽培所を入れても余裕があり、天井高8mの一番大きな部分が100名が利用できるダイニングスペースになっています。夏は、ハーブ園と池に囲まれた気持ちのいいテラス席が予約で一杯になります。
オランダの春~夏は日が長いため、9~10時頃にならないと暗くなりません。中心街の喧騒を離れ、公園の緑を眺め、ガラスの温室で光を浴びながら、ディナーを味わえるのはこの時期ならではの楽しみ。アムステルダムで一番人気のオーガニックレストランへ出かけてみませんか?

Restaurant De Kas(要予約)
住所:Kamerlingh Onneslaan 3, 1097 DE Amsterdam
ウェブサイトwww.restaurantdekas.nl

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2007年6月15日 (金)

オランダのジン「ジュネヴァ」について

■ジンのルーツ

お酒の「ジン」といえばイギリスを連想しますが、17世紀にオランダ・ライデン大学のシルヴィウス博士がつくった薬酒が、実はジンのルーツとなっています。オランダ語でジュネヴァと呼ばれたこのお酒は、オレンジ公ウィレムの時代にイギリスに渡り人気を博し、ジンに発展していきました。ジュネヴァもやはり、とても強いお酒なのですが、ジンよりまろやかで香りとコクがあります。

そのジュネヴァの有名な製造メーカーがLucas Bols社。1575年創業(ジュネバの製造は約100年後から)の老舗で、現在はジュネバを含む30種類以上のリキュールを年間3500万リットル製造。世界110カ国に輸出しています。またKLMのビジネスクラスのお土産、デルフト焼のカナルハウスに、このBols社のジュネバが入っています。

ジュネヴァの代名詞とも言えるこのBols社が運営する「House of Bols」がこの春アムステルダムにオープン。ジュネヴァの歴史や秘密をわかりやすく教えてくれる新しいスポットです。様々なフレーバーを使ったジュネヴァや、ジュネヴァを使った好みのカクテルのテイスティングができます。バーテンダー・アカデミーが併設されていて、バーテンダーのレッスンを受けることもできます。

House of Bols http:// www.houseofbols.nl


住所
Paulus Potterstraat 14, 1070CZ Amsterdam
開館火曜以外、毎日 12時~18

デ・カイパー社

1695年創業のデ・カイパー社は、オランダ南西部のスキーダムという町でリキュールを製造しています。当初はビールとジンを入れる木の樽を製造することからスタート。創業者の息子の時代に、オランダのジン「ジュネヴァ」の蒸留をはじめ、イギリス本国やイギリス植民地へ輸出していました。20世紀に入り、ジュネヴァの他にもさまざまなリキュールの製造を始めます。現在は70種以上の多種多彩なリキュールを販売。世界100カ国以上で様々なカクテルシーンを提供しています。有名なピーチツリーは1984年に誕生しました。創業300周年にあたる1995年に、その歴史と伝統が認められオランダのベアトリクス女王より「ロイヤル・ディスティラー」の称号を授与されました。日本にも輸入されていますので、気軽に手に入れることができます。

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2007年6月11日 (月)

ジャガイモとオランダ人

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画家フィンセント・ファン・ゴッホの初期の傑作「馬鈴薯(じゃがいも)を食べる人々」(↑の写真)に描かれているように、オランダの庶民にとって、じゃがいもは長年主食のひとつでした。

最新の調査によるとオランダ人の半数はいまでも、じゃがいもが美味しく栄養価の高い自分たちにとってベーシックな食品と認識しています。

統計ではじゃがいもが食卓に上る回数は平均週4回。オランダ人1人のじゃがいも消費量は80キロだそうです!そしてそのうち30キロは・・・、フライドポテトだそうです。オランダのレストランでメインコースの付け合わせとしても出されるプライドポテトですが、しばしばその量がメインの魚や肉より多くてびっくりします。

オランダ人のフライドポテトの食べ方はちょっとユニーク。ケチャップや塩ではなく、マヨネーズにつけて食べます。近年の健康ブームから、油分が多く健康にあまりよくないという声も多数あるのですが、やっぱりオランダ人はフライドポテトが大好き。じゃがいもは油で揚げると組織の間の水分が蒸発し、その隙間に大量の油分がしみこむためオイリーになるのですが、これを阻止し見た目も味も変わらずに大幅に油分をカットする製造方法などが開発されています。

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