フェルメールのプレスツアーに引き続き、今度は違う媒体で、KLM60周年記念のプレスツアーに同行しました。
2011年12月7日でKLMは日本就航60周年を迎えます。長い歴史を持つKLMのブランディング戦略や、プロダクトに対するオランダらしいイノベーティブな姿勢を取材する事が出来たと思います。
初日、KLM関連の取材先を案内してくれたのは、普段はパーサーとして乗務するオリバーさん。前日にソウル便の乗務を終えたばかりというオリバーさん、職業柄かとにかくよく気の回る方でした。
最初に訪れたのは、KLMのハンガーエリア。とにかく、大きい!KLMはその整備技術に定評があって、KLM以外の飛行機の定期整備を行う事もよくあるそうです。
その後、スキポール空港へ。ここも、とにかくでかい!世界のベストエアポートに何度も選ばれている空港で、最大の特徴は、全てがひとつ屋根の下にある、ワンターミナルコンセプト。滑走路は井げた状に5本で、どんな風向きでも離発着が可能。旅行客、空港勤務の人々だけでなく、近在の人々が気軽に来られる、Airport City作りがコンセプトです。
(↓写真は自動荷物チェックイン機。ハイテクです)
今回は、KLMの乗務員用ブリーフィング用のエリア(↓写真)も拝見しました。日本路線用の乗務員用DVDもあり、「日本人はとても清潔好きだから、トイレはいつもきれいにしておくように」とか、「希望の機内食のチョイスがない場合は、最初に”I am sorry”と言うこと」など、なる程~、と思うような説明がきちんとされていました。
その後、アムステルダム市内に戻り、オランダ人デザイナー、マルセル・ワンダースのアトリエに移動。マルセル・ワンダースとのインタビューを予定していたのですが、何と、ドタキャン。「ホリディから戻ってないのよ....」とスタッフ。アトリエはとりあえず、見せてもらいました。(↓マルセルワンダースのアトリエ。西教会を臨む大きな窓があります。)
マルセル・ワンダースは、今年からKLMのビジネスクラスのカトラリーをデザインしています。機内で使う備品は重量との戦い。それでも、マルセル・ワンダースらしいスタイリッシュなデザインでとても洗練された仕上がりになっています。
実際、帰りの飛行機の中で、私の隣に座った日本人ビジネスマンの方が、「KLMは意外に食事が美味しいね。日系の航空会社より和食がおいしいよ」と言っていましたが、さまざまな制限のある機内で、お食事をより美しく見せる為の工夫をされたカトラリーと言ってもいいかもしれません。
今回はアムステルダムを自転車で堪能しました。しかも、時折降るスコールみたいな雨の中で。朝9時頃の旧市街の飾り窓地区を通り抜け、ヘーレン運河沿いのバッグ美術館でコーヒー休憩。
ここは、バッグのコレクションだけでも十分楽しめるのですが、アムステルダムの豪商の館を改装した美術館なので、建築も素敵です。お勧めは、ここのカフェでいただく、アフタヌーンティー。緑豊かな中庭を眺めながらゆったりした時間を満喫出来ます。
デザインショップに立ち寄りながら、ウェステルガスファブリークにある、地元っ子にも人気のバッカースウィンケルでサンドウィッチの軽食。そこで、雨が本降りになり、全員名残惜しそうな顔をしながら、自転車は返却。
今回のツアーで、一番ユニークだったレストランが、カリナリー・ウェルクプラーツ。ウェステルガスファブリーク近くの住宅街にあるレストランで、オーナー夫婦は二人ともデザイナー。出てくるお料理もコンセプチュアルで、オランダに関連するテーマに沿って風変わりだけど、美味しいお料理が出てきます。そして、一皿食べ終わると、自分でオープンキッチンに行って片付けます(食器洗いまではしません)。そして、お値段は、お客様が自分で決めるという変わったレストランです。
今回の宿泊ホテルは、ダッチデザインを駆使したロイドホテル。私が泊まった部屋は、リチャード・ハッテンがデザインした、赤い部屋。入ってすぐ右にベッド、その奥に大きなバスタブが鎮座するという、変わった部屋でした。
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